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2023.06.23

夏をのりきる水分の摂り方

「水分ってどれぐらい摂れば良いですか?」

カウンセリングやセミナーでよく聞かれるこちらの質問

わたしの答えはいつも同じで
「ひと(体質)によって摂取量は変わります」

よくSNSやTVなどで「1日2L飲みましょう!」なんて言う方がいますが、
無責任なことを言うのはやめてください!と言いたい😡😡

特に日本の梅雨〜夏の間は、からだに水がたまりやすい時期☔️

漢方では「暑湿(しょしつ)」という言葉があり、
暑さきびしく、湿度が高い時期は
からだが上手に熱を発散できず、どんどん余分な水がたまっていき

熱がこもる(身体がほてる)
✅飲んでも飲んでも喉が渇く
✅胃腸の調子が悪くなる
✅むくみやすい
✅食欲不振
✅発汗過多
✅だるい・倦怠感

こういった症状が悪化してしまいます

1️⃣水分はこまめにゆっくりと

水分摂取量に”正解”なんてありません
体質によって、季節によって、シチュエーションによって、
摂る量は変わってきます

「量」ではなく「摂り方」がたいせつ☝️

喉が渇いたからと言って
ガバッと冷たいものを一気に飲むのはダメです❌

🌱ゆっくりと
🌱こまめにちょこちょこ潤す
🌱なるべく常温〜温かいもの

この3つがポイントです

「長時間仕事でこまめに水分摂取できない!」
と言う方も、飲む時は焦らずゆっくり飲みましょう

「冷たいものしか飲めない!」と言う方は
身体もしくは内臓に”熱”がこもっている可能性があります🔥
(熱がこもってない方は常温で十分満たされます)

冷たいものを飲んでも喉がスッキリするだけで、
からだの熱は取れません😓
トマト・キュウリ・ゴーヤ・緑豆春雨・豆腐など
熱をとる性質の食材を積極的に食べると良いです

2️⃣利尿作用のあるものがおすすめ

この時期は
✦コーン茶(とうもろこしのヒゲも👌)
✦黒豆茶
✦はと麦茶(大麦ではなくハトムギ)
✦ルイボスティー
✦緑茶

など、利尿作用のあるものだとよりGOOD👍⭕️

漢方風にアレンジしたい方は
✦車前草(オオバコ)
✦スギナ
✦クマザサ
✦蒲公英根(たんぽぽの根)

ハーブティーで楽しみたい方は
✦ジュニパーベリー
✦ハイビスカス
✦ローズヒップ

などもおすすめです☕️✨

ちなみに金子漢方薬局の養生茶では
この時期「あお」がおすすめです😙
金子漢方薬局オンラインストア
https://kanecopharmacy.stores.jp/items/608baf78c9827a50b2172389

【オマケの養生話】

この季節は半身浴やサウナ、
運動などで汗をかくこともおすすめです

ただ、あまり過剰に汗をかきすぎると
(生命エネルギー)や
陰液(いんえき=栄養・潤い)もどんどん消耗し、

9月あたりから
😞秋バテ
😞風邪をひきやすくなる
😞空咳が出始める

などのトラブルも出てきます

何事も身体と相談しながら、ほどほどに

たくさん汗をかいた日は
穀物・山芋・とり肉・赤身の魚など
滋養のあるものをしっかり食べて、
なるべく早めに寝てチャージしてあげてください😴