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2021.09.09

重陽

9月9日は五節句のひとつ、重陽。

陰陽思想で奇数は陽であり、

陽数の極みである9が重なることで「重陽」と呼ばれます。

「菊の節句」とも言われ、

菊の花を浮かせたお酒を飲む風習がありますが、

今回うちでは菊を混ぜたお茶を作ってみました。

今回はこの【菊花(きくか)】についてすこし、解説していきたいと思います。

菊花は薬膳では涼性。

すこし身体にこもった熱をとってくれます。

クコと同様【目】に良いとされ、とくに目の充血やかすみ目などに使われます。

菊花は【肝風(かんふう)】を取り除くもの。

肝風ってなに??と思われた方も多いはず。

漢方では【肝】=情緒をつかさどるところ

つまりここが乱れると怒りや涙が止まらないなど、

感情的になりやすくなります。

(女性はとくにホルモンバランスの影響で【肝】が乱れやすくなります)

よく昔の漫画やアニメで、顔を真っ赤にして「コラー!!」と怒って

髪の毛が浮き立っているひとを見たことありませんか?

あれこそまさに【肝風(かんふう)】。

怒りやストレスによって【気】が上昇することで

からだの中で【風】が発生し、揺れ動かすことによって

✅ はげしい頭痛

✅ めまい

✅ 血圧の上昇

✅ ホットフラッシュ

など頭部をメインとした症状を引き起こします。

ふだんから目が充血しやすく、

頭痛やめまい、イライラなどが出やすい方は

飲んでいるお茶に菊花を加えると良いかもしれません。

体質を改善したくて漢方薬を飲まれる方はたくさんいらっしゃいますが、

体質改善とは「養生7割、治療薬3割」

漢方薬で身体の不調をとりつつも、

いちばん大切なのは日々の生活を見直すこと。

食事、運動、休養…

こういった養生も大切ですが、「心のあり方」もすごく重要です。

日々、不満を持ち続けているとからだや心にストレスが蓄積し、

【肝風】が起こりやすくなります。

「満足」は与えられるものではなく、自ら探すしかありません。

生きていく中で嫌なことや辛いことはたくさんありますが、

ありがたいこともたくさんあるはずです。

そういったことに感謝しながら毎日過ごす。

これが体質改善のおおきな第一歩になります🌱