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2021.08.08

立秋

昨日から立秋に入りましたね。

夕方の風の雰囲気やセミの鳴き声の変化に
すこしずつ秋の気配を感じてきました。

とはいえ、まだまだ気温は30度越え!
川にとびこみたくなる毎日です。

この暑さが続くうちは
前回の【夏の薬膳】を参考にしてほしいのですが、
今回は秋の養生ポイントをすこしだけご紹介いたします💁🏻

🍂秋は【潤い】がポイント🍂

秋が近づくと【燥邪(そうじゃ)】と言って
乾燥の邪気の勢いが強くなってきます。

まだまだ暑いし湿気も多いし、乾燥なんてぜんぜん!!
と思われるかもしれませんが、
”暑くてたくさん汗をかく=潤いが消耗する”
と漢方では考えます。

このため、夏に汗をかきすぎてしまうと、
秋の乾燥トラブルにつながりやすくなります。

そんな秋に起こりやすい症状が
✅のどの乾燥
✅咳が出やすくなる
✅肌トラブル
✅便秘(とくにコロコロ便など乾燥便秘)

などなど。

そんな時期におすすめなのが【秋のくだもの】
*いちじく
*梨
*ぶどう

これらの果物は潤い成分がたっぷりで、
夏から秋にかけての乾燥トラブルを改善してくれます。

ちなみにぶどうは、
汗をかきすぎて消耗した【気】を補ってくれます🍇

潤いを与えることを漢方や薬膳では【補陰(ほいん)】と言います。

これは【陰液(身体を潤わす血・水のこと)】を補うという意味です。

秋はとにかく補陰がたいせつ☝️
この補陰についてはこれからすこしずつ掘り下げていきますね✍️

おたのしみに✨