穀雨〜立夏、不調をのりきる3つのポイント
朝晩はまだ肌寒いですが、日中はだいぶ暖かくなってきましたね
桜もあっというまに咲いて春の強いエネルギー(陽気)を感じます🌸
今週末は二十四節気の”穀雨”
今回は、これから初夏にかけてのおすすめの養生ポイントを3つ、お伝えしていきたいと思います🌿
【養生ポイント】
①ひきつづき、気持ちはゆったり
②湿気に注意
③胃腸をいたわる
①ひきつづき、気持ちはゆったり
この時期はひとも、ほかの動物も植物も、自然の生物が活発となる最高の季節
ただ、エネルギーが強い反面、
ストレスや緊張をかかえこむといつも以上に鬱々した気持ちが強くなるので注意が必要です
新年度に入り、あたらしい環境・あたらしい人間関係など、
いつもよりちょっとピリピリしやすい時期でもあります
ひきつづき、気持ちはゆったりかまえていきましょう
緊張しやすい仕事中はこまめに肩の力を抜いて深呼吸
お疲れもたまっているとは思いますが、できるだけ休みの日はだらだらせず、
いつもと同じように朝起きて、夜はしっかり睡眠を
ここでだらだらしすぎると五月病になりやすく、外に出るのがどんどん億劫になっていきます
しんどくても春は早く起きる、そしてとにかく外に出て動く
動いていると、鬱々した気持ちもやわらいできます
ぜひ積極的に外に出て、好きなことをして、発散しましょう
②湿気に注意
すこしずつ雨が増えてきて、からだも”湿(水)”の影響を受けやすくなります
✅むくみやすい
✅雨の日に調子が悪くなる
✅胃腸が弱い
こういった方はとくに注意が必要です
湿度が高くなってきたら早めにエアコンをつけるのもおすすめですが、
春はエアコンをつけるにはまだすこし早い(寒い)…
こういったときにおすすめなのが「五苓散 (ごれいさん)」
水の巡りを良くするシンプルな漢方薬で、粉薬を常備しておくととても便利です
ちょっと重だるい日には早めに飲んでおきましょう
*金子漢方薬局でも手軽に購入できます(1日分330円〜)
また、
🫖コーン茶(または南蛮毛)
🫖黒豆茶
🫖ルイボスティーなど、利尿作用のあるお茶を積極的に飲みましょう
蒸し蒸しして、ほてりなどが気になる方は
🫖緑茶
🫖ジャスミン茶
🫖はとむぎ茶 などもおすすめです
③胃腸をいたわる
新生活の積み重なったストレスや、増えてくる湿気で徐々に弱ってくるのが「胃腸」
漢方では「肝鬱脾虚」 や 「肝胃不和 」と言い、
自律神経が乱れることで胃腸に疲れが出やすくなります
✅消化不良
✅胃が痛い
✅軟便や下痢が多い
こういった症状が気になる方は以下のことを心がけてみてください
✦朝にお白湯を飲む
→胃腸があたたまり、内臓の代謝が良くなります
✦ゆっくりよく噛んで食事をする
→早食いや暴飲暴食は胃腸にとても負荷がかかります
✦旬の野菜を食べる
→春キャベツ、えんどう豆、セロリなど、この時期の食材は胃腸を整えます
なるべく冷たい状態ではなく、スープや蒸し野菜など温かい調理法で食べてください
*
春から初夏にかけては新陳代謝も高まりやすく、
ダイエットや妊活、体質改善にはぴったりの季節
「今年こそは体質改善したい!」
そんな方はぜひ、いまからスタートしてみましょう
ポイントは「とにかくコツコツ、無理なく継続」することです
コツコツが無理!という方は、わたしたちが精一杯サポートします
ぜひお気軽にご相談くださませ🌿
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