秋からはじめる3つの習慣
暑い日が続いてますが、自然界はもう”秋”🍂
中医学では「春・夏は陽気(ようき)を補い、秋・冬は陰気(いんき)を養う」と言われ
生命エネルギーが盛んな春〜夏はアクティブに過ごすのに適してますが、
秋〜冬はゆったり過ごしてエネルギーをチャージする時期と考えます
今年の夏はとくに暑く、お天気も不安定でからだはかなりバテ気味・・💦
この陰陽の転換期に不自然な過ごし方をすると、体調を崩していきます😞
今回は秋に取り入れてほしい3つの習慣についてお伝えしていきます
①日が沈んだらゆったり過ごす
秋〜冬にかけては日が沈むのも早くなり、すこしずつ気温も下がっていきます
1日の中で、夕方以降は「陰」の時間
夕方〜夜になっても頭・目・耳を酷使したり、心身ともに負荷を与えつづけると、
からだの陰液(いんえき=潤い)がどんどん消耗していきます
陰液が不足すると
✅空咳が出る
✅便秘(コロコロ便)になる
✅皮膚が乾燥して痒くなる
こういった”乾き”サインが出てきたり、
✅夜になると身体がほてる
✅寝付けない、眠りが浅い
✅不安症状が強くなる
こういったトラブルも出てきます
日が沈んだらゆったりと、照明もすこし落として、
テレビやケータイのノイズもなるだけ控えめに😌
「心おだやかに保つ」
これが秋の養生のポイントです
②旬のものをまるごといただく
秋の食材はとにかく優秀✨
一年中おなじ品揃えのスーパーではなく、なるべく旬の食材を扱うお店に行って日々の食事に取り入れていきましょう
夏の疲れがまだ残っているので、
里芋・さつまいも・長芋・かぼちゃ・鮭・とり肉など
たっぷり「気」をチャージできる食材をベースに
はすの実・ゆり根・白キクラゲなど
秋の薬膳ではおなじみの白い食材でアレンジしたり
咳や痰が気になる時は梨や柿を、
のどの痛みなどが気になるときは大根やカブを
(葉っぱも万能なのでスープやお粥に活用してみてください!)
秋になると便秘がちになるので、
いちじく、りんご、まいたけ、しめじなど食物繊維もしっかりとって、腸内細菌を元気にしてあげましょう🦠
③散歩して、自然の変化にからだをなじませる
秋は気温差や気圧の変動も大きくなり、からだのバランス(自律神経)も乱れやすくなります
なるべく外に出て散歩をして、からだを自然の変化になじませていきましょう
『食後の散歩は消化を促し、余暇の散歩は精神を修養する』
こう言われるほど、散歩は最高の養生です✨
散歩のポイントは
・疲れるほど歩かない
・心のおもむくまま
・歩いたり立ち止まったり気ままに
・リラックスして心地よく感じらる状態で、歩いてみてください
ーさいごにー
健康の基本は「日常保養」
日々、自然と調和しながら養生を保つことで心もからだも健やかに、穏やかに暮らせます
前向きに季節の変化をたのしみながら、心とからだを整えていきましょう🌱
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